2014年12月10日水曜日

公園のベンチから始まった都市型サバイバルプログラム

皆さんはじめまして。西荻窪に滞在することになった小鷹拓郎です。
西荻レヂデンスが始まって随分経ちますが、これまでの経過について少しづつ書いていきたいと思います。


10月初旬、西荻レヂデンスが始まった。しかし企画第一弾という事もあり、当初は制作場所どころか滞在場所もなく、知り合いもいない状態。

はじめは公園のベンチでスケッチを描いたりアイデアを練ったりしていたが、昼間っから呑んだくれてるおっさんに絡まれるし、雨が降ったら漫画喫茶に避難するしかない。さらに地元の人々と交流を持とうと無理矢理呑み屋に行ったがどーしょもない!

そこで西荻レヂデンスのボスである高村さんと話し合い、まずは西荻レヂデンスの拠点作りから始めようということに。ところが、これがまた本当に大変で、西荻窪は地方の街とは違い、空き家がほぼゼロの超繁華街。

店が潰れても即座に新しい店が入るため、なかなか良い場所が見つからない。見つかってもアクセスが悪かったり、家賃が高騰して全く手が出せないでいた。


そんな時に知り合ったのが「西荻案内所」というオルタナティヴスペースの皆さん。ここには西荻窪にまつわるエッジの効いた商品、地図、歴史など、あらゆる情報が揃っており、ひっきりなしにたくさんの人々が訪れていた。

彼らに相談したところ「ここのビルの4階が空いてるよ」というアドバイスを頂いた。後日不動産屋のおばちゃんを紹介してもらい、高村さんと部屋を見せてもらうことになった。

そこは西荻窪駅から徒歩三分で、西荻の街が一望できる四階建てビルの最上階。間取りは六畳一間の角部屋だ。もともと寿司屋の寮だったらしく、今でも下の階の住人が毎日シャワーを浴びにくる。

高村さんと相談して、西荻レヂデンスはこの六畳一間の角部屋を拠点に活動をスタートすることになった。小さい部屋だが、眺めは良いし、一階は西荻案内所があるし、西荻の街に食い込んでいくには最適の場所だ。


そして、気付けばこの拠点探しで一ヶ月!これはやばい!!

ということで、次回からはリサーチや制作について書いていこうと思います。

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