2014年12月12日金曜日

赤い服を着た謎の男を追え!

11月末。ようやく滞在場所が決まり、いよいよ本格的なリサーチがスタート。
これまでは昼間にチョロっと歩いて終わりといった感じだったけど、西荻レヂデンスという拠点が生まれたことで早朝や深夜も動けるようになった。ここから一気に急加速!!

駅前はクリスマスのイルミネーションが点灯し、場末な呑み屋では仕事帰りのサラリーマンたちが楽しく一杯やっている。近くの公園では酔っ払った爺さんが気持ちよさそうにベンチで横になっていた。

西荻窪には魅力的な老人たちがたくさんいる。呑み屋街を我が物顔で闊歩するチャップリン爺さんや、マスターヨーダに似ているケーキ屋さん、独自のお茶を販売するお茶屋さんなど、唯我独尊の生き様を見せている老人たちが西荻窪に実在しているのだ。

そんな中、今回は毎年クリスマスシーズンになると西荻窪に必ず出没するという謎の老人、赤い服を着た男をテーマに短編映画を制作することになった。この男と関係がありそうな人物達に出演をお願いし、インタビュー形式でお話を聞かせて頂く。

まず、ガンが治る奇跡の飲み物「神農三蟲茶」を販売しているお茶屋「きらく園」
西荻窪で最も破壊力のある店構え。齢86歳の店主と赤い男の関係とは!?



西荻で30年以上不動産を扱ってきた「幸福不動産」のおばあちゃん。これまで扱ってきた物件は1000件超!なんと赤い男に紹介した風呂無しトイレ共同の激安物件があったという。



親子三世代に渡って80年以上もお店を続いてきた「フジクリーニング」
ある日突然赤い服の男が現れ、このお店にとある頼み事をしてきたらしい。


日々シルクスクリーンの技法を研究しているという洋服屋のDavid&Jonathan、ここでは赤い服のが興味を示した洋服があるとのこと。赤い男のファッションセンスは いかに?


西荻デパートの中にある八百屋「八百富商店」では、世界中で懸念されている食の安全にも言及している。個人商店でありながら厳しいまなざしを持つ店主から見た、赤い男の人間性とは?


卵を抜いてアイスクリームを作っているアイスクリーム屋「BOBOLI」、そのこだわりの製法をどこからか聞きつけてやってきたという赤い男は毎回どんなアイスを食べるのか?



演劇や映画監督など表現者のお客さんが来る事が多いというカイロプラクティック「VIVACE」。ここでは赤い服の男の深刻な容態が発覚!



西荻窪の店主らの証言から浮かび上がってきたのは、赤い服を着た男にまつわる衝撃の実像だった。

果たして西荻に未来はあるのか!?

撮影はまだまだ続く。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿